突然の倒産。そして・・・

この記事は、転職・就職なら「apy」が主催するブログ記事コンテストにエントリー中です。



シェアブログapyに投稿

これは、わたしの弟の話しです。
弟は、当時、設計事務所で働いており、そこそこ裕福な暮らしをしていました。
ゴルフ場の設計なんかをしていて、そこが完成すると、低価格でゴルフをさせてもらったりしていました。
バブルが弾ける前だから、ゴルフ場もどんどん増えて、仕事も多かったようです。

そんな弟は、最近では珍しく、非常に子沢山です。
給料もガッポリもらっていたから、それだけ養える計算だったんでしょう。

平和な日々は、そうながくはある日、その設計事務所は、突然倒産してしまったのです。
怪しい雰囲気はあった様ですが、社員には殆ど話もなく、当時の弟は、ただ、ただ、唖然としていました。

しかし、彼には大勢の子供がいます。
路頭に迷っている暇はないのです。
でも、職業安定所で仕事を探しても、なかなか仕事は見つかりませんでした。

そこに、朗報が入ってきました。
近所の知り合いが、会社を紹介してくれたのです。
しかし、採用には条件があります。
『玉掛け(クレーン)の免許をとってくれば採用する』と言われたそうです。

その数日後から、弟は講習を受けたり、試験を受けたり、いい年ぶっこいてるにもかかわらず、まったく知らない世界の勉強に明け暮れたのです。
そして、免許を取得し、今の会社で採用してもらいました。

今まで培ってきた技術、ノウハウは、何も役に立たない仕事についたわけですが、家族に支えられ、楽しく働いているようです。

つーか、子供５人は多過ぎだろッ
バスケットチームができるし・・・

良かったら評価してください

この記事に点数をつける